沈潜(ちんせん)

2019年3月6日 

 

自分を解放してみたら、以外にも解放されすぎてびっくりしている。

そしてどれだけ普通というものになろうとしていたのかも。

 

わにとかげぎす」の主人公が32歳で世界に飛び込んでいくのをみてびっくりしてる。暗号みたいだ。

 

一体何が正解だと思う?

 

仕事から帰ってきて、暗いキッチンでHIPHOP聞いてる喜び。リリックの素晴らしさ。

ネットサーフィンで拾った言葉の美しさ。意識が言葉になっていく喜び。

 

 

沈潜(ちんせん)とは、自己研鑽すること、自分を磨くこと。素晴らしく想像を掻き立てる記号としての言葉だと思う。

私は、意識の海の底で静かに自己を定着させる、ゆっくり自己を探すというイメージを持った。自己がシーラカンスになるイメージだ。

ちなみに研鑽とは、学問などを深く究めること、研究すること、らしい。言葉は使われたシチュエーションで大きくイメージを変えるものだと思った。

 

 

こんなにも言葉が好きだったなんて。

 

そのことに気づいてから、今の生活が嫌になった。きたくない服きて、ゾンビみたいに生きる。時間は有限だ。魂は歳をとらない。肉体の問題だ。それは、祖父をみていて思う。目の奥が、固く光っている。ゴッホの自画像もそうだ。目の奥の芯が固く光っている。

 

 

何をしよう。今は疲れ果てた。疲れたから、そっとしておいてほしい。

しばらく、沈潜でもしようかな。そこから何か生まれるといいな。