行き場のない気持ちは夜を行く

2019年3月3日  

 

昨日は最高の夜だった。友人と武道館へオードリーのANNライブを観に行った。笑いすぎて肺が痛かった。ラジオの向こう側と、こちら側のたくさんの人々が観れた。とても感慨深い。

 

 

私の膀胱が限界を迎えていたこともあり、人混みを避けるように、竹橋駅を目指した。公園のトイレで無事用を済ませ、夜を歩く。首都高を見下ろす。ここが何処なのかわからなくなる景色だ。地元にいる既視感。余白がある風景。

とりあえず、東京駅を目指して歩いた。友人は夜の写真撮影に夢中だ。終末みたいな景色。お堀に反射する光、工事中のビル。冬の木の枝は葉っぱがなくて

写真的だよね、と友人は言った。観光旅行みたいな写真になっちゃった、とも言った。

とても写真を撮る喜びが伝わってきて、写真は撮る喜び・発見の喜びが伝わることがとても重要な要素に思った。そしてそれを写すことができるのが写真だ。

「今度夜景を撮るために深夜歩こうよ」と言われ、即答して、なんて素敵な計画なんだと思っていたら生暖かい夜風に吹かれた。この余白と少し重みのある空気は伝わるのだろうか。

 

そうしてようやく東京駅に着いて、よく行くハンバーガー屋へ行ってボソボソ話して、終電が迫っていたので別れた。マンゴーティーがすこく美味しかった。

 

 

 

一日明けて。心がざわついて何も考えられなくて、昼寝して掃除、午後9時をすぎてようやく着地してきた。

 

 

この2曲を見つけて、暗い部屋でずっと聞いてる。こんな気分なんだ。

https://www.youtube.com/watch?v=uynUxcbG120&list=RDuynUxcbG120&start_radio=1

 

https://www.youtube.com/watch?v=VSIQXRl7dUE&list=RDuynUxcbG120&index=2

 

 

憂鬱と生の喜び、空気感を言葉で表すラップってすごいな、と漠然と思うのだ。

 

 

 

 

また、現実感が戻ってきたら書きたい。夜へ行ってきます。